WebSphere もしくは DB2 で Remote DB2 Server の db を使用する方法。 ------------------------------------------------------------------ (1)Remote DB2 Server の db を利用するアプリもしくは    DB2 client のインストールされているマシンで以下を実行。  ●Windows 編  01)DB2 コントロールセンターを起動  02)ツリーの「システム」を右クリック、「追加...」を選択。    「システムの追加」 window が開く。  03)「最新表示」ボタンをクリックし、目的の Remote DB2 Server を選択し「了解」。    (Remote DB2 Server は同じセグメント内にいる事)    目的の Remote DB2 Server が見つからないもしくは、別セグメントにある場合は、    「プロトコル・パラメーター」の「ホスト名」に Remote DB2 Server の    ホスト名もしくは IP アドレスを入力して「検索」。  04)ツリーで目的の Remote DB2 Server をクリック    「ユーザー ID」「パスワード」を求められるので、 Remote DB2 Server    インスタンスオーナーのユーザー ID とパスワードを入力する。  05)ツリーを展開して「インスタンス」を右クリック、「追加...」を選択。    「インスタンスの追加」 window が開く。  06)「最新表示」ボタンをクリックし、目的のリモート・インスタンスを選択し、    「インスタンス名」(これは次のウィンドウでは「ノード名」と表示される。)    に適切な名前を入力して「了解」。  07)ツリーを展開して06)で選択したリモート・インスタンスをさらに展開して    「データベース」を右クリック、「追加...」を選択。    「データベースの追加」 window が開く。  08)「最新表示」ボタンをクリックし、目的のデータベースを選択し、    「別名」に適切な名前を入力して「了解」。    (アプリはこの別名を使用する。)  ※各 window では(「適用」を押してから)「コマンドの表示」を押すと、   その時実行された(もしくはしようとしている)処理を行うコマンドが表示される。   これをメモっておくと CLP で同じ事をする時に役立つ。  ●Solaris 編  ※UNIX 系にはコントロールセンターはないので CLP(コマンド行プロセッサー)を利用する。   上記記述は嘘。ちゃんとあります。デフォルトでインストールされないだけ。    01)インスタンスオーナーでログインして CLP を起動。   (コマンドラインで db2 と入力)  02)以下のコマンドを実行して 目的の Remote DB2 Server を登録    (Windows 編 03)の作業のコマンドを参考)    CATALOG ADMIN TCPIP NODE ALICE01 REMOTE alice01 REMOTE_INSTANCE DB2DAS00 SYSTEM ALICE01 OSTYPE NT     NODE:登録する Remote DB2 Server のホスト名(ホスト名に限らない?)     REMOTE: Remote DB2 Server のホスト名もしくは IP アドレス     REMOTE_INSTANCE:Remote DB2 Server に存在するインスタンス名     SYSTEM:NODE で設定した名前と同じでよい?     OSTYPE:Windows NT 系なら NT , Solaris 系なら SUN  03)以下のコマンドを実行して 目的のインスタンスを登録    (Windows 編 06)の作業のコマンドを参考)    CATALOG TCPIP NODE DB2_S REMOTE alice01 SERVER 50000 REMOTE_INSTANCE DB2 SYSTEM ALICE01 OSTYPE NT     NODE:インスタンス名     SERVER:サービス名(任意に決めてよい)     REMOTE_INSTANCE:02)のリモートインスタンスとは異なる。  04)以下のコマンドを実行して 目的のデータベースを登録    (Windows 編 08)の作業のコマンドを参考)    CATALOG DATABASE IRECS AS irecs_a AT NODE DB2_S     DATABASE:リモートデータベース名     AS:データベース別名(アプリはこの別名を使用する。)     NODE:03)で設定したものと同じにする。 ------------------------------------------------------------------ (2)アプリもしくは DB2 client から Remote DB2 Server のデータベースを利用する。   (1)で設定したデータベース別名を使用する。   この時使用する「ユーザー ID」「パスワード」は、 Remote DB2 Server の   インスタンスオーナーのユーザー ID とパスワードを使用する。   ※WAS で使用する場合は下記設定でデータソースを作成しておく。    データ・ソース名:アプリケーションで使用する。            (任意に決めてよいがデータベース名と同じにしておくと分かり易い。)    データベース名:(1)で設定したデータベース別名    ドライバー:デフォルトのもので OK